創作活動

TOKYOが完全に止まってしまった4〜5月。

公演延期の決断とともに始まったこの「音声劇」の活動。

演劇でアクションの一部として使ってきた『声』

それだけでの表現への挑戦。

やればやるほど、難しさが見えてきています。


録音なんだから撮り直せばいいのかもしれない。

でもなぜか、その部分だけ撮り直しても

言葉が空洞になって行くと言うか……


もちろん台詞間違いとか

ひどい時は撮り直すんですが。


でもね、どうもそれ以外は

例えば、表現が違うとか未熟だと思っても

例えば、気が済むだけ撮り直して

良いと言う時間があったとして…

絶対、気は済まない。

どこかぎこちなくなるばかり。

何なんだろうな……不思議です。

声って不思議です。


昌益の旅をお楽しみいただきながら

私共の成長も見守っていただけたら

幸いです。

合棟乞丐(ごうむねこじき)が、大活躍の江戸編。

「何でもかんでも、ご公儀の思い通りに動かされちゃ

たまったもんじゃねぇ…」

ジャケットに、この台詞を選びました。


NoLicoLingo

2020年4月から1年の間 舞台活動を中止した。 その時期…… 私たちは、それまでの公演を 音声劇としてCDに収録した。 「自り伝」4本と 「サーマービル・レイディ」 これらが 私たちの演劇活動に代わる 創造活動の場となった。